04 October, 2013
キモガニ
サンゴにはたくさんの他の生き物が住み込んでいます。
その内のよく見られる一つを紹介します。
枝陰に潜む 青い目、けむくじゃらの見るからに怪しいカニ。
その名もキモガニ。
「キモい」の「キモ」ではなく、波という意味を持つ属名Cymoに由来した名前だそうです。
オーストラリアのジェームズ・クック大学、クイーンズランド大学での研究によると
「キモガニはサンゴから剥がれ落ちた組織を食べたり、既に死んだ組織や死にかけた組織を餌に繁殖する微生物を食べたりすることによって、病気の進行速度を約3分の1まで遅らせていることが分かった。」
らしいです。
サンゴを傷つけていると思われていた小さなカニが、じつはサンゴにとって味方だったことが
研究によって明らかになるなんて素晴らしいですね☆
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